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電源開発が大間原発建設中止の申入書受け取りを拒否、「恥を知れ!」

s20121113a-1.jpg 11月9日午後4時から、東京銀座の電源開発(Jパワー)本社に対し、大間原発の10・10工事再開強行に抗議し即時建設中止を求める申し入れ行動が闘われた。10・10に続く2回目の抗議行動である。8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会とNAZENの呼びかけで30人が参加。「大間原発建設をただちにやめろ!」と大書きされた横断幕を中心に、組合旗や全学連旗、NAZENの幟などを押し立て、本社前に陣取った。多数の警備員がビルの内外に配置され、道路には公安デカどもがたむろし、電源開発社員は一人も姿を見せない。 

 居丈高に門前払いしようとする警備員。広報担当に電話で申し入れに来社した旨を伝えると、事前のアポイントも反古にし、申入書受け取りを初めから拒否、あげくのはては郵送しろという許しがたい対応に出た。
s20121113a-2.jpg この不誠実きわまりない態度に「ふざけるな!」と全員が怒り心頭の中で、北村社長に対する工事即時中止の二つの申入書がJパワービルに向かって大声で読みあげられた。8・6―8・9実行委の三角忠代表が「水力・火力発電を手がけてきた電源開発は、大間原発建設に手を染めることによって原爆製造のマフィアに成り下がった」と弾劾。NAZENの織田陽介事務局長が「フルMOXの原発建設には日本の核武装を絶対に手放さないという姿勢が見える。福島の人々、青森・北海道の住民とともに断固、大間原発の建設を阻止する」と決意をたたきつけた。
 被爆地・長崎から駆けつけた仲間からは、がれき搬入阻止、原発再稼働阻止の闘いの報告と決意が述べられた。
 大飯原発再稼働阻止とともに今や、大間原発建設阻止が巨万人民のときの声となった。国家・民間暴力の陰に隠れ逃げまどい、3・11をなんら省みず、利権と安保・核武装のために世界一危険なフルMOXの大間原発の建設を強行する電源開発。この電源開発資本に、「恥を知れ!」「大間原発を絶対なくすぞ!」と、参加者の怒りの叫びが最後の最後まで夕闇の銀座にとどろきわたった。(W) 

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