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「もっと人を集めましょう!」首相官邸前で東京の学生がアピール

s20130202a-1.jpg 凍える寒さを吹き飛ばして闘おう! 金曜行動がますます熱気に満ち、勢いを増している。2月1日午後6時から、「再稼働反対!」「大飯を止めろ!」「大間はやめろ!」の大コールが首相官邸・国会前、経産省前などを覆いつくした。
 官邸前では東京の学生がマイクを握って訴えた。「僕は絶対に福嶋第一原発事故の責任をあいまいにしない。だから3月11日、福島の現地に立って安倍首相にもう一度フクシマの怒りをぶつけたいと思います」と固い決意を表明。
 

s20130202a-2.jpg さらに「僕の友達は法政大学に通っています。法政大学に去年の10月、郡山市で原子力災害対策アドバイザーをやっている放射線影響研究所理事長の大久保利晃が来ました。これに対して友達が抗議の声を上げたら無期停学処分です。一体何なんですか。絶対に許せません!」と声を張り上げ、「首相官邸前にもっと人を集めましょう! そのために毎日毎日僕たちが生活しているキャンパスや職場でもっともっと闘いましょう」と心から訴えを発した。
 首相官邸前には首都圏だけでなく全国から多くの労働者人民が駆けつけ、たくさんの人が安倍政権への怒り、「原発なくせ!」の人生をかけた思いを語った。埼玉県川口市から参加した男性は「今、原子力規制委員会が怪しげな規制案を必死で作ろうとしている。ふざけたことをやってるんじゃない! 規制委員会は前の政権が原子力ムラから人を連れてきて作ったものだ!」と、厳しい口調で原子力規制委員会を弾劾。「安倍首相! 国民の声を聞かない政権に未来はない。あなたはまた必ず倒される。そのときまでわれわれは声を上げ続ける!」ときっぱりと語り、最後に官邸に向かって「安倍内閣打倒!」と沸き上がる怒りをたたき付け発言を締めくくった。
s20130202a-3.jpg 年輩の女性は寒さで凍える口で叫んだ。「安倍首相! 今、安全基準と言ってますが、原発に“安全”という言葉はありません。また、懲りずに“安全神話”をつくっているんですか。国民をだますことを考えているんですか。地震も津波も、自然は安全基準なんか守るはずがない。いいかげん原発をやめなさい!」と言い切った。
 中年の男性は「安倍総理! あなたは『美しい国』と言ったが、放射能で汚染されて福島の人たちは苦しんでいる。どこが『美しい国』なんだ! 『国を守る』とか『愛国心』と言っているが、国民の命を守らないで『国を守る』なんて言うんじゃない!」と安倍の排外主義と侵略戦争のためのデマを瞬時にたたき伏せた。
 1月31日、原子力規制委員会は原発の新たな安全基準の骨子案なるものをまとめた。だがそれが「原発推進」のためのものであることを、首相官邸・国会前で声を上げ続けている人々や全国の労働者人民は即刻見抜いている。規制委員会もろとも超反動安倍政権を打倒しよう。3・1ビキニデー集会に集まろう。全国から3・11福島現地闘争に駆けつけよう。(H) 

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