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松江で反原発の集会・デモ

201300307a-1.jpg  3月3日(日)午後、中国電力島根原発のひざ元・松江市の「くにびきメッセ」において、「さよなら島根原発 未来のために」(主催=さよなら島根原発ネットワーク)の集会が行われ、島根・鳥取両県の労組・市民団体を中心に約400人の結集で大成功した。集会後のデモ行進は、「な全・山陰」の仲間がデモ指揮を担当し、沿道の拍手を浴びながら中電島根支社に至り、応対した中電幹部に絶対反対の抗議声明と怒りのシュプレヒコールを叩きつけた。 

  この日の集会のメインは、3・11反原発福島行動の呼びかけ人でもある被災地福島・飯舘村の酪農家・長谷川健一さんの講演だった。長谷川さんは、1時間30分にわたって、映像とデータを具体的に示しながら、ご自身が直面し体験したフクシマの恐るべき現実(飯館村の現実)を報告し、政府・東電・ゼネコン・行政・御用学者ら「原発村」の反人民的所業の数々を徹底的に暴露・弾劾した。とりわけ、山下など御用学者の「安全キャンペーン」と野田民主党の「原発事故収束宣言」、そして安倍政権の「復興」キャンペーンと「再稼働」攻撃に対して、腹の底からの怒りをもって「絶対に許さない」という長谷川さんの思いのこもった講演に、満場の拍手が寄せられた場面は、この日の圧巻だった。会場全員に、3・11福島行動のビラが配布された。3・11フクシマへ結集しよう。
  島根(松江)現地の情勢としては、島根原発3号機(新設)の稼働阻止が当面の焦点だ。政府・中電の新規稼働促進の動きに対して、島根ネットでは3号機稼働阻止の裁判闘争(国を相手の行政訴訟と中電を相手の民事訴訟)を立ちあげる方針だ。な全・山陰は、島根原発1・2号機再稼働阻止・新規3号機稼働阻止ヘ、全力で闘いたい。
 なお、「な全・山陰」は、集会前の松江駅前街頭宣伝を含めて、3・11福島行動を訴えるビラ撒き・署名活動を行なった。ビラ1300枚、署名107筆。(山陰・TK) 

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