オスプレイ低空飛行訓練反対! 岩国で抗議行動
沖縄人民の怒りの的となっている殺人機オスプレイが「訓練のため」と称して米軍岩国基地に飛来する!この一報を聞いて広島と岡山の闘う労働者は、断固、訓練初日の3月6日の朝、岩国現地行動に決起した。
米軍は、「九州北部」で低空飛行訓練をやると発表しておきながら、前日になって「和歌山-四国」上空で訓練すると変更してきた。なんというデタラメか!オキナワの怒りが本土の人民とつながり、日米安保粉砕への怒りの決起につながることを日米政府は死ぬほど恐怖している証拠だ。
殺人機オスプレイが沖縄に配備され、岩国に来ることなどどうして許せるのか。軍用機とはいえ、日本の航空安全基準がクリアできず、アメリカ本国でも住民の反対で訓練ができないような欠陥機を超低空で飛ばして、米新軍事戦略の下、朝鮮侵略戦争のための訓練をやることなど認められない! 欠陥機を飛ばすことそのものが犯罪行為だ。
米軍・米政府は、米軍兵士や住民、基地労働者を「人と思っていない」のだ。いくら死のうが戦争訓練をやると公言しているのだ。これは新自由主義そのものだ。欠陥兵器を戦場に投入する恥知らずな軍人どもは、資本の金儲け(兵器産業の利潤)のために欠陥兵器と知りながら、戦争には「有効な武器」であるから使い続けるとういうのだ。これこそは腐敗の極みである。断じて許してはならない。
基地の重圧に苦しみ、軍用機の騒音と墜落の危険と隣り合わせに生活することを強制されている沖縄労働者階級人民の怒りを、我がものとして、私たちは、岩国基地北東の今津川漁港の川土手に結集して、岩国基地にむけて『オスプレイはくるな!』『低空飛行訓練をやめろ』『沖縄配備絶対反対』『沖縄と共に闘うぞ』の怒りの声を叩きつけた。
岩国基地は訓練のために、対潜機・対潜ヘリや艦載機が爆音をあげて離陸や着陸をくり返している。その中を昨年12月に開港した「岩国錦帯橋空港」の民間エリアから旅客機が乗客を乗せて移動し、岩国基地の滑走路を使って離陸していく。本当に危険な状況だ。基地への艦載機移駐やオスプレイ飛来の「見返り」として打ちだされた軍民共用空港開港も、航空資本の新自由主義政策でしかない。この空港は、基地との共用の危険性(しかも、オスプレイが墜落する!)をまったく顧みない安全無視の欠陥空港だ。本当に許せない。極右翼超反動の安倍首相は、地元・山口県でこのような命より金儲けの政策を強行しているのだ。
我々は、オスプレイ飛来の監視行動を続けている岩国市民と共に怒りを爆発させて、オスプレイの低空飛行訓練への抗議行動をやり抜いた。(広島・お)
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