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パククネ政権打倒へ労働者大会、80年光州蜂起の精神継承を誓う

s20130520b-1.jpg 5月17日、1980年の光州蜂起から33周年を迎え、「5・18民衆抗争33周年記念全国労働者大会」が光州現地で開かれた。韓国各地から闘う労働者が結集し、チョンドファン(全斗煥)軍事独裁政権との命がけの闘いに決起して虐殺された人々の墓に黙祷を捧げるとともに、米帝と結託して労働者への搾取強化と新たな虐殺をたくらむパククネ政権への激しい怒りをたたきつけた。
 この日の闘いは、パククネ政権の行う18日の官制式典と真っ向から対決するものとして闘われた。死者が眠るマンウォルドン(望月洞)墓地には労働者と市民が続々と訪れ、座り込みを行い、光州蜂起の戦死者に捧げられた歌である「あなたのための行進曲」が終日、繰り返し歌われた。 

s20130520b-2.jpg 民主労総の組合員約2千人は、墓地を参拝した後、午後3時から光州駅前広場で労働者大会を開いた。ヤンソンユン副委員長は、パククネが光州蜂起の歴史の抹殺を狙って追悼歌も歌わせまいとしていることを弾劾し、「死の闇を越えて軍部ファッショ勢力と対決した光州の労働者市民は時代の転換点を作った」と、その精神を引き継いで闘うことを訴えた。
 大会は全国公務員労組の司会のもと、パククネ政権の労働者・労組弾圧の激化に対する現場の怒りに満ちあふれたものとしてかちとられた。貨物連帯からCJ大韓通運の宅配労働者が生存権をかけたストライキに決起していることを報告し、学校非正規職労働者が6月ゼネストを訴え、保健医療労組などからパククネ政権との全面対決にのりだす決意が相次いだ。公共部門の民営化反対が叫ばれ、非正規職撤廃が正面課題に掲げられた。最後に「闘争なくしては歴史は繰り返される」で始まる決意文が読み上げられた。
 決意文では、アメリカ帝国主義と韓国パククネ政権が朝鮮半島を再び戦火に巻き込もうとすることに対し、労働者階級が光州蜂起を引き継いで決起し、戦争を阻止し、労働者の新たな社会に向かって前進することが高らかに宣言された。「80年プs20130520b-3.jpgサン港に入港し、独裁政権を擁護した米空母が、今は戦争訓練で同胞を狙っている。80年を忘れないようにしよう。血の教訓を忘れないようにしよう」「われわれは知っている。80年の虐殺で始まった全斗煥政権は、最後はついに審判を受けたことを。今日のわれわれの闘争もまた、引き続いた資本独裁、親米独裁の鎖を断つだろう」「血みどろの抗争のど真ん中で命を投げ出した5月戦士たちの闘魂を継承し、労働者の団結した闘争で新しい歴史を開いていこう! 5月の敵たちが最も恐れる歌、「あなたのための行進曲」を力強く歌おう! 先に行くから生ある者はついて来い! 労働者の新しい社会に向かって前進、また前進だ!」
 軍事独裁政権の打倒をめざして蜂起した33年前の光州の労働者・学生・市民の偉大な闘いは、今日の資本・権力との闘いに完全に引き継がれている。今こそ日韓労働者が連帯して闘う時だ。ともに前進しよう!(CO) 

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