10・5沖縄労働者集会 11月労働者集会の大結集と沖縄県知事選で安倍打倒へ!
10月5日に豊見城中央公民館において、「国鉄1047名解雇撤回! 非正規職をなくせ! IJBS労組解雇撤回闘争に勝利しよう! 闘う労働組合を甦(よみがえ)らせて、辺野古への新基地建設を阻止しよう! 10・5沖縄労働者集会」が、国鉄闘争全国運動・沖縄とIJBS労組解雇撤回支援共闘会議の共催で25名の結集で行われました。
集会の冒頭に、9・11郡山闘争のDVDを上映しました。そして、『ソリダリティ』を沖縄の集会では初めてみんなで練習し斉唱しました。
集会の司会はJP労組の仲間がつとめました。主催者挨拶として国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人である崎浜秀俊さんが、今回のような労働者集会が行われていることは重要である、大いに論議していきましょうと呼びかけました。また崎浜さんは、安倍政権の「戦争の出来る国」への攻撃と辺野古への新基地建設を弾劾し、北中城村議選の勝利から民営化と闘い、IJBS労組の解雇撤回闘争に勝利しようと呼びかけました。
集会の基調報告は富田晋IJBS労組委員長。11月沖縄県知事選に勝利し、安倍政権を打倒しようと冒頭呼びかけ、沖縄を巡る情勢と北中城村議選の勝利の意義を確認しました。そしてIJBS労組の闘いの切り開いている地平を全面的に提起し、さらに辺野古への新基地建設阻止闘争の勝利の方針を、自らが最先頭で闘ってきた体験も交えながら提起しました。そして実践的には11・2労働者総決起集会に沖縄から大結集して、労働運動の新しい時代を切り開いていこうと力強く呼びかけました。
職場からの報告は、この間の沖縄における階級的労働運動派の前進が実感されるものとなりました。まず北中城村議選の勝利の報告を沖縄中部合同労組副委員長の宮城盛光さんが行い、NTTの闘いの報告を真喜志康彦さんが行いました。真喜志さんは、NTT西日本の新たな合理化攻撃と闘い、青年労働者を獲得してNTTに拠点を建設すると力強く訴えました。また元基地労働者の水島満久さんが、初参加者のために、と基地労働者の歴史と闘いを報告し、「労働者の命を守るのが労働組合の使命だ」「基地労働者は必ず立ち上がる」と確信を込めて語りました。
JP労組の仲間は、要員不足から来る超勤の常態化への怒りの中でJP労組を闘う労働組合として甦らせていくという決意が語られました。そしてIJBS労組の仲宗根光洋書記長が、闘って解雇されたのは勝利だ、と言い切り、解雇撤回闘争への支援を訴えました。最後はこの8月に分会を結成した沖縄南部合同労組協同リネンサービス分会の書記長からの訴えです。彼はこの10月11日にも雇い止めを通告されている中で、「誇りを持つ労働者のみなさんこんにちは!」と自らの職場での闘いを力強く語り、正規・非正規、そして世代を超えた団結で闘っていこう、大切なのは基本に忠実にぶれないで闘うことだと訴えました。
国鉄1047名解雇撤回10万署名とIJBS労組解雇撤回支援の闘いを武器に、「オール沖縄」をうち破る階級的労働運動の前進で安倍政権を打倒する新たな闘いの出発点として勝ち取られました。何よりも11・2労働者総決起集会の大結集へ、沖縄も全国の闘う仲間と共に全力で闘います!(沖縄・I)
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