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札幌で国鉄集会 小玉さんが熱く訴え

20150220e-1.JPG 札幌の2・15国鉄集会は大きな成功をかちとりました。悪天候の中、34人が結集。今回新たに参加した人が17人もいました。
 司会の労働者が開会を宣言し、「ソリダリティ」を斉唱。1月に徳島刑務所で文昭さんと面会した星野修三さんが連帯のアピールを行い、文昭さんに対する国の意思は死刑求刑に示されたものが貫かれていると指摘。刑務所当局への怒りを表明し、絵画展など支援の拡大を訴えました。

 主催団体として札幌圏連帯労組の堀井克幸委員長と自交総連北海道地連の堀川忠委員長のあいさつ。続いて、国労原告団・国労秋田闘争団の小玉忠憲さんが講演しました。星野修三さんの発言を受けて、「転向すれば仮釈というのを文昭さんがきっぱり拒否して闘っている」と星野文昭さんの闘いのすごさを訴え、絶対に奪還すると決意を述べました。また、この間の国鉄闘争の前進を報告し、特に「動労水戸の被曝労働拒否の闘いは原発労働者の決起につながっていくと確信した」と述べ、自身が現場に立ち会った3・11闘争へ向かう過程の権力との激しい攻防を報告。動労水戸支援共闘結成をかちとることの重要性を明らかにしました。
 自交総連さくら交通労組の河野晃興委員長が基調報告を行い、世界戦争前夜、日帝の中東参戦情勢にあって、国鉄決戦で労働者階級が勝利できることをはっきりさせました。さらにJR北海道の安全崩壊の深刻さを突き出し、北海道に動労総連合をつくることが、戦争や、新幹線開業による赤字路線と地方の切り捨てなどの攻撃に対し、労働者の団結をよみがえらせる闘いの基軸になることを鮮明にしました。
 女性労働者の仲間が3・8国際婦人デーにちなんで開催する3・1婦人民主クラブ講演会を成功させ、北海道に婦人民主クラブ全国協を立ち上げようと提起しました。道南ユニオンの代表は、人質殺害は安倍の中東参戦がもたらしたものと弾劾、安倍の応援団として登場した共産党との対決を報告し、「道南にも動労総連合をつくる」と宣言。NTT労働者の仲間は、官製春闘打ち破り職場から闘うと決意表明。NAZENさっぽろの仲間は、いわきでの労組交流センター全国総会に参加したことを報告し、動労水戸支援共闘結成の意義を強調しました。
 集会は、戦争に対して動労総連合をつくることで闘う路線の勝利性を一層明確にしました。また、3・1婦民講演会への勢いをつくり出しました。星野闘争の取り組みの強化・発展へのステップにもなり、札幌以外でも絵画展をやる計画が動き出しました。何よりも、国鉄闘争全国運動・北海道の発展を支える労組的取り組みの発展が始まりました。
 冬のさなか、全力で宣伝戦を展開し、路線的かつ戦略的に闘うことができたことも重要な前進です。北海道の労働者は、3・11郡山闘争や3・15動労水戸支援共闘結成へ、全国の仲間とともに闘います。(北海道・M)

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