泉州住民の会総会が成功した!
4月26日泉州住民の会は、泉佐野市泉の森ホール大会議室で今年の総会を開きました。総会には、会員や関西合同労働組合員ら55人が参加し、成功しました。
今年の総会は、昨年の泉佐野市議選の勝利を総括し、今年の運動方針を議論する場になりました。
総会は、役員の小林順子さんの司会で始まりました。来賓あいさつは、関西労組交流センター代表・深町加代子さん、全国水平同盟委員長代行・久原正子さんがあいさつを行いました。深町さんは、韓国民主労総のゼネストを報告し、世界が変わる情勢が来ていることを熱く訴えました。総会の成功を祈るメッセージが住民の会前代表・森田恒一さん、杉並区議選を闘う北島邦彦さん、三里塚現闘本部からありました。この日は東京杉並区議選の投票日、連帯して闘おうと司会から呼びかけられました。
活動報告と会計報告を会計の中山綾子さんがしました。報告では、昨年5月泉佐野市議選では、国賀祥司泉州住民の会代表が8回目の当選を勝ち取ったこと、「住民と労働者の団結を取り戻し、戦争と貧困をなくそう」「千代松市長を打倒しよう」という呼びかけが多くの支持を得たこと、とりわけ自治体労働者の決起が圧倒的に進んだことが報告されました。
次に新役員を推薦し全員が承認されました。
活動方針の提案は、国賀祥司代表が行いました。今年は、安倍政権の行う戦争政治に反対することを第1の方針にすることが提案されました。「5~6月国会闘争へ決起すること。沖縄県民の米軍・辺野古基地に反対する全島決起が安倍政権を決定的に追い詰めていること、沖縄に連帯して闘うことが強調されました。さらに韓国民主労総が24日に全国で27万人が決起するゼネストを行ったこと、闘いのうねりがそこまで来ていることが報告されました。
第2に、関西空港で働く労働者を関西合同労働組合に獲得して、関空の中から変えていくことが提案されました。関西空港には14700人が働いています。20~30代が多く非正規で低賃金、青年労働者が働かなければ動かない関西空港、金儲けできない関西空港です。LCCがその象徴で、ドイツでも広島空港でも事故を起こし、安全が崩壊しています。闘いは必ず起きると確信しています。
第3に、千代松市政と闘うこと、闘う自治体労働運動をつくる方針が提案されました。千代松泉佐野市長は、安倍、橋下をまねる新自由主義者で、労働組合を破壊することを目的に、職員の給料を下げ、職員を減らし、何でも民営化と外注化を進めています。自治体労働者の怒りは爆発寸前です。日共との党派闘争に勝って、勝利する方針が提案されました。
つぎに具体的方針として、関西空港反対全国闘争を7月12日(日)末広公園で開催する方針が提案され、総会で決定されました。
決意表明は、泉州住民の会と関西合同労働組合泉州支部が行いました。関合労は、計画倒産に対して解雇撤回を闘うサンボー分会の西村美由紀分会長が行いました。4月1日突然、会社を閉鎖し、全社員に解雇通知を送ってきました。計画倒産による組合つぶしに対し、怒りを燃やして闘いに立ち上がっています。増え続ける倒産攻撃に対し、労働組合としての決意表明を熱烈に行いました。
最後に、井上敏幸役員が閉会のあいさつを行って締めくくりました。(K)
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