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4・25荻窪駅北口 戦争絶対反対の声を大きく一つに北島へ

20150426a-1.JPG 「戦争絶対反対! 杉並に闘う労働組合を! 地域の団結をつくろう! その力が戦争を止める力だ!」と訴えて4月19日から1週間、杉並区内を北島旋風が駆け巡った。
 選挙戦最終日の4月25日、北島候補は、精力的に区内を回り、最後は午後5時半からJR高円寺北口、午後6時半から荻窪駅北口で最後の訴えに立った。
 「この杉並の地から戦争絶対反対! 民営化・外注化絶対反対! 杉並の地に労働者の団結を、闘う労働組合を一つひとつつくり出す。そうすればそこに高齢者も子どもたちも、あらゆる住民が集うことができる。これが地域から戦争を止める力です」「安倍政権への怒り、戦争政治への怒り、これを私、北島邦彦への投票行動に表して、一緒に安倍の戦争政治を根本からはね返していきましょう」(演説別掲)

 万来の拍手の中、青年労働者のリードで「き・た・じ・ま!」のコールが続いた。
 北島候補の心からの訴えは、安倍戦争政治への怒りを束ね、すごい情勢をつくり出した。街頭演説を聴いて「3・11原発事故があり、安倍首相がやりたい放題。辺野古のやり方に黙っていられなくなった。北島さんの演説が心に響いた」と、以来、連日街頭演説に駆けつけた区民は、「選挙戦、やりきりましたね」と満足げ。北島候補の訴えは、怒りに震えながら出口を見出せなかった多くの区民に行く手を指し示した。「団結の中に生きる道がある」と。
 この日、応援弁士も口々に世界を変える展望を語った。連日、北島候補とともに街頭宣伝に立った鈴木達夫弁護士は昨日、韓国の民主労総が30万ゼネストに立ち上がったことを紹介し「韓国の労働者にできてわれわれにできないはずがない。明日の選挙に勝って労働者のゼネストで安倍を倒そう」とアピール。司法改革と闘う高山俊吉弁護士も「本当に権力から恐れられている候補は北島候補ただ一人」と太鼓判を押した。被曝労働拒否をストライキで闘う動労水戸の石井真一委員長、辻川慎一副委員長。さらに動労千葉の川崎昌浩執行委員も駆けつけ、10年前の今日、4月25日に起こった尼崎事故に触れ、「民営化・外注化は安全を崩壊させる。闘う労働組合をよみがえらせて安倍政権を倒そう」と呼びかけた。
 青年労働者が次々と発言し、「北島候補は、青年の秘めた力を引き出してくれる人」「私も解雇撤回を闘っています。団結して社会をかえましょう」「児童館廃止絶対反対の署名運動を一緒に闘ってきたのは北島候補だけ。今になって他の候補たちも自分も反対などと言っていますが、区民はだまされません」などと、北島候補への熱い思いを語った。
 荻窪在住の区民が「西部ユニオンの副委員長として団交にも乗り込んで解雇を撤回させた実践の男」だと北島候補推薦の弁。最後に、東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長が「選挙だから言うんじゃない。普段から北島候補は、地域の皆さんと一緒に闘い、労働者階級の解放は労働者自身の事業だということを実践しています。既成の政党には任せておけない。北島候補とともに俺らの党、労働者の党をつくっていこう」と宣言した。(K)

■北島邦彦候補/最後の訴え
 この社会を動かしているのは私たち労働者だ、そして労働者の団結があれば、戦争のない、本当に人間が人間らしく生きることのできる社会をつくることができるんだ、そのことを私、北島邦彦への皆さんの投票という形で明らかにすること、これが明日の区議会議員選挙の、私だけの問題ではなく、皆さんの課題だと考えます。ぜひ私北島邦彦への皆さんのご支援、ひとつに大きくまとめていただきたい。
 私は戦争絶対反対だ。そしてもう一つ、民営化、外注化にも絶対反対です。それは、まさにメダルの裏表、戦争を進めようと安倍政権は何を一番恐れているでしょうか。中国の軍事力でしょうか? アメリカの恫喝でしょうか? 日本の労働者が団結して、戦争は絶対に許さないという闘いを始めること、これを安倍首相は一番恐れているんじゃないですか。だったら今こそ、その安倍首相が一番恐れている力をもっともっと形あるものにしてやろうじゃありませんか。
 戦争を止める労働者の力は、民営化・外注化を止める力でもあります。今から10年前、尼崎で107人の乗員乗客の命が奪われる脱線事故が起こりました。高見君というまだ20代半ばの運転士が全部の責任を負わされている現状ですが、はっきりしているのは、国鉄が分割・民営化されて、金もうけ優先のJRの体質があの事故を起こしたということです。この首都圏でもついこの間、山の手線の鉄柱が倒れるという事故が起こりました。民営化・外注化は、社会の安全を崩壊させる。安全が崩壊するということは、社会そのものが崩壊するということです。
 そして、もっと重要なのは民営化・外注化は労働者をバラバラにさせるということです。労働者をバラバラに分断して、団結を解体して、労働組合の「ろ」の字もないような生産現場にすることで、労働者が首を切られることに文句を言ったり、賃金を切り下げられることに不平を言ったり、ましてや国が戦争にむかうことに抗議の行動を取る、こういうことをつぶすために民営化・外注化を行うんです。
 だから戦争に反対とか言っている人間が、民営化・外注化に賛成なんてのは、これはそもそも戦争反対が嘘っぱちだということです。これ誰のことを言っているか、日本共産党ですが。皆さん、私は今回、この選挙戦の中で児童館をなくすなということを一番大きなテーマに掲げています。これは、子どもたちの放課後の居場所がなくなる問題、さらには高齢者も、地域の住民も、保護者も含めて、児童館で働く労働者を軸にして地域の団結の拠点がなくなるという問題以上に、この児童館をなくすという攻撃は、まさにこの杉並が民営化と外注化の最先頭に立つことになるからです。この杉並が最も率先して戦争に協力させられる地域になってしまうからです。
 皆さん、かつてアメリカの水爆実験でビキニ事件がありました。これに抗議をして原水爆禁止の署名運動が、この杉並を発祥の地として全世界に広まっていきました。まさに杉並は反核運動の原点。その地域が戦争を率先して進めるような地域にさせられる、こんなことは絶対に認めるわけにはいかない。
 私はこの児童館問題でも、単に行政の問題を民間に丸投げすること以上に、こういう形をとって杉並区の自治体に働いている労働者の団結を破壊して、戦争推進勢力に変貌(へんぼう)させていく狙いがある。それこそが本質だ。だから児童館をなくしてはならないと、皆さんとともに闘っているんです。このことをまったく問題にしない日本共産党は、結局、戦争推進勢力なんですよ。そのことをはっきりさせることも今回の区議会議員選挙の大きな課題だと私は思っています。
 この杉並の地に、戦争絶対反対、民営化・外注化絶対反対の団結を、闘う労働組合を一つひとつつくり出すこと、そうすればそこに高齢者も子どもたちも、あらゆる住民が集うことができる、団結することができる。地域から戦争を止めることができる力をつくることができる。そのことをはっきりさせることが明日の区議会議員選挙です。
 私、北島邦彦に皆さんのご支援をお寄せください。ありがとうございました!

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