2.15関西国鉄集会 動労総連合建設でゼネストを実現しよう!
大恐慌の進展と世界戦争の切迫の中、関西国鉄集会が大阪港区民センターで210名の結集で国鉄闘争全国運動関西の主催で開催された。
解雇撤回の新たな署名運動を武器にした国鉄闘争が一切を切り開く。動労総連合を全国に打ち立てることで、派遣法廃止、非正規職撤廃!安倍を打倒して改憲と戦争に突き進む道を阻み、プロレタリア革命に勝利することができる-その<実体>と<確信>が明確になった集会となった。韓国民主労総のゼネストビデオ上映と鉄道労組ソウル地本からのメッセージで更に国際連帯の重要を実感した。
基調報告には動労西日本原田隆司近畿支部長が行った。甘利の辞任やアベノミクスの大破産など安倍政権は行き詰っている。闘いの帰趨は大量解雇・賃下げ・総非正規化に対する労働者階級の怒りを、どう解体して戦争に突入するか、その為には国鉄分割民営化で達成できなかった労働組合の解体する、このことを巡っての攻防に入った。追い詰めているのは我々だ。6・30最高裁決定は動労千葉を始め闘う存在と力が、こじ開けたものだ。10年「政治和解」で敵は最後的に体制内の息の根を止めたが、肝心の階級的労働運動の拠点を潰せなかった―と提起があった。
また集会では、派遣法粉砕・非正規職撤廃の闘いが国鉄闘争と一体で闘うことが強調され動労総連合の全国への建設が待ったなしの勝負となった。
続いて、動労千葉争議団の中村仁さんが発言した。1047名解雇撤回に向けてJR東攻めを開始し、動労総連合建設が着実に進みだしたこと、これら闘いの源泉が外注化・非正規職化反対の職場闘争にあることをCTSの組織拡大で掴んだ、との報告があった。動労総連合の三桁の組織拡大の手応えありとの発言。
次に、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の平山正行執行委員が発言。新たな署名運動に関生支部も全力で取り組むと決意を表明。4/9和解を打ち破った力は11月労働者集会にその精神は引き継がれ、階級的労働運動の再生の道への展望が提起された。大資本の収奪を許さず闘う決意を表明した。
動労西日本の山田和弘書記長からは、広島印刷事業所廃止攻防を巡っての闘いが報告され、16春闘を非正規職撤廃で闘う方針が提起。
関西合同労組、八尾北医療センター労組、高槻医療福祉労組、日教組奈良市、ス労自主、全学連、大阪市職の仲間が次々と決意表明。
全国金属機械港合同の中村吉政委員長からは、国鉄分割民営化攻撃が労組解体であるが、敵は矛盾だらけであり、この点を突いて行けば勝てる、共に新たな署名運動を担うと発言。
最後に動労西日本の橘日出夫さんがまとめとして、戦争阻止・安倍打倒のゼネストを組織する労働組合を作る為に、動労総連合建設が決定的と強調され、労働運動根絶の10割非正規化に対して、団結して闘おう。社会を根底から変えるストライキを16春闘で実現しようと方針が提起して、参加者の団結がんばろう集会を勝利的に勝ち取った。(関西/朝霧広巳)
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