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新宿メーデー310人 JR東日本へ怒りのデモ

20160509h-1.JPG 5月1日、「労働組合の力で非正規職撤廃!朝鮮戦争反対!川内原発とめろ!新たな労働者の政党を!」を掲げ、東京・千駄ケ谷区民会館で、連合、全労連、全労協に取って代わる闘う労働組合の「新宿メーデー」が310人でかちとられた。安倍の戦争と労働法制改悪攻撃を職場から打ち破る勝利が次々報告され、7月選挙戦へ向け新しい労働者の政党をつくり出す気運がみなぎった。
 参院選に臨む鈴木たつお弁護士は「労働運動の力で〝甲斐なき悲しみをなくす革命〟を実現する政党をつくろう」と呼びかけた。衆院選に立つ斎藤いくま全学連委員長は「日本共産党が国家権力、資本家階級と手を組み行った東京学芸大学での反戦ビラまき弾圧を粉砕した」と勝利を宣言。奪還された法大文化連盟の武田雄飛丸さんは「共産党を倒し、労組と学生自治会のストで朝鮮戦争を止めよう」と訴えた。

20160509h-2.JPG 合同・一般労組全国協の吉本伸幸代表が基調報告を行い、「小竹運輸グループ労組は建交労を脱退し全国協とともに団結を崩さず闘い勝利し、闘う労働組合の姿を示した。職場と地域の権力を全力で奪い返そう。一人ひとりがかちとった力で新しい労働者の政党をつくろう」と力を込めた。
 動労総連合の特別報告では、「5年ルール」で非正規労働者の解雇を狙うCTS(千葉鉄道サービス)就業規則改悪を阻止した動労千葉の川崎昌浩書記長がCTSの青年組合員と登壇し、「職場で闘う労働組合のもとに労働者を結集させ、資本に怒りをぶつけることで勝利できる」と正規・非正規の団結を示し、6・5国鉄闘争全国集会を呼びかけた。動労水戸の池田学執行委員、動労神奈川、ストを貫徹した動労連帯高崎の木村洋一さんも発言した。
 16春闘の報告では、拍手喝采の中、労働委員会で勝利命令をかちとった小竹労組の3人が登壇し、「組合つぶしのために分社化すればいいという会社の論理は通用しなかった」と胸を張った。東京西部ユニオンでアパレルゼネラルユニオン支部を結成した支部書記長は「青年が使い捨てにされる職場は許せない。働き方の主導権は労働者にある」と発言。日本機械工業労組、ユニオン習志野、郵政労働者、精研労組も決意を述べた。
 集会では動労総連合・九州のメッセージが紹介され、連帯あいさつを鈴コン闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人代表の花輪不二男さん、NAZEN東京代表で江戸川区職の佐藤賢一さん、全国水平同盟杉並支部の狩野正幸書記長が行った。
 集会後、新宿のJR貨物本社とJR東日本本社へのデモを打ち抜いた。

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