沖縄大自治会選挙、赤嶺委員長を信任
5月19〜24日に行われた沖縄大学学生自治会執行部選挙で、総投票数101のうち信任69票が投じられ、赤嶺知晃委員長候補が信任されました。赤嶺委員長は「沖大生の力によって委員長になりました」と語りました。
今年度の選挙は、14日のA君デッチあげ逮捕への怒り、5・16沖大集会&デモへの沖大生の決起という高揚の中で始まりました。選挙期間中、米軍属による女性殺害事件が発覚し全島で怒りが爆発。「反戦ストでキャンパスを反戦・反基地のとりでに」「自治会の仲間A君を取り戻そう。赤嶺君・盛島君への処分撤回」を掲げる赤嶺統一候補は、この事件にどう向き合うのかを必死で議論し、「全基地撤去」の怒りに燃えてキャンパスに立ちました。
反動教職員は暴力と懐柔で学生の投票を妨害しました。エセ「リベラル」の仲地博学長は、「こんな事件があったのに、ビラも配れない大学でいいのか」と迫った赤嶺君に対して、面と向かって「いいんだ」と言い放ったのです!
赤嶺君はこれに怒りを燃やし、「僕らと同世代の女性が殺された。しかし沖大当局は学生が反戦反基地の主体となることを否定する。『最悪のタイミングだ』と事件の火消しに奔走する安倍政権と何が違うのか。この現実を変えたい。沖大反戦ストで全島ゼネストを切り開こう」と訴えて闘いました。
学生の感動的な決起が次々と生まれました。弾圧職員の前で笑顔で信任票を投じてくれる学生、ビラにメッセージを寄せてくれる学生。信任票がどんどん投じられ、ついに3桁の投票、7割近い信任となりました!
24日の選挙総括集会で赤嶺委員長は「泥にまみれながら地道に学生と討論してきて、次の学生自治会を担う仲間が生まれた。明日の嘉手納基地ゲート前行動にも胸張って行ける。学生の怒りを否定する仲地体制には、亡くなった女性の悔しさやみんなの全基地撤去の怒りを背負うことなんてできない」と語りました。
沖大反戦ストの現実性は見えた! A君を奪還するぞ!(全学連・F)
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