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広島狭山集会―労組拠点、地域拠点の建設へ決意

 20161103a-1.jpg10月29日、広島市福島町のいきいきプラザ(旧隣保館)において、部落解放広島共闘会議の主催で狭山集会が開催され、30人が参加した。このかん広島連帯ユニオンなどが福島町で崇仁署名とビラ入れを行ってきたが、その時のビラを見て来た住民も参加し、高槻・植木団地や京都・崇仁の住宅闘争のように、1枚のビラから決起するという情勢が、どこにでもあることが示された。

 集会は、民主労総9・27ゼネスト突入のビデオ上映から始まった。開会あいさつで、広島解放共闘の富村寛久さん(元広教組)が、「パククネ打倒のゼネスト闘争を闘っている民主労総とともに11・6日比谷労働者集会への大結集をかちとり、ゼネスト・革命を実現することこそ、狭山勝利・部落差別撤廃の道だ」と訴えた。
 石川一雄さんの10・31メッセージが読み上げられ、解放共闘事務局が全証拠開示の闘いによってかちとられた下山鑑定の決定的意義について提起した。「三大物証」の万年筆が狭山事件被害者のものではないことを百パーセント科学的に証明した下山鑑定に、参加者全員が狭山差別裁判への怒りを新たにし、石川さんとともに即時再審・無罪をかちとる決意を固めた。さらに続いて、『共産主義者』190号所収の革共同部落解放闘争組織委員会論文の学習を行い、新自由主義の攻撃に対し、西郡・八尾北などの全国水平同盟と労組の闘いに続き、〈労働の奪還〉〈人間的共同性の奪還〉をかちとる労組拠点、地域拠点の建設をもって闘い勝利していく路線を明確にした。
 決意表明の最初に広島連帯ユニオン副委員長の矢田三恵さん(高陽労組書記長)が、八尾北医療センター労組の闘いに続き、高陽第一診療所労組を地域の拠点として強化・発展させていく決意を述べた。動労西日本は大江照己委員長と岡崎昭夫執行委員の2人が登壇し、11月国際共同行動へ先頭で闘うと表明。さらに広島東郵便局解放研、婦人民主クラブ全国協広島支部の発言が続き、広島星野文昭さんを救う会は「狭山闘争とともに全証拠開示で再審無罪をかちとろう」と訴えた。発言の最後に、広大学生自治会の森田寛隆委員長が民主労総ゼネストに続いてパククネ打倒へ決起している韓国学生とともに闘う決意を述べた。
 まとめのあいさつを行った広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長(広大生協労組委員長)が「あと1週間、一切を11・6の大結集へ闘おう」と提起し、団結ガンバローを行った。(部落解放広島共闘会議)

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