全関西狭山集会―党派闘争に勝利し熱気と感動
全関西狭山集会は、10月31日、八尾市西郡第3集会所に、労働者学生110人が結集して闘われた。集会は、「民主労総第2次ゼネスト」のビデオが上映され、11月日韓共同行動への熱気と感動あふれる総決起集会としてかちとられていった。
村山晃関西労組交流センター代表による主催者あいさつ、石川一雄さんの戦闘的メッセージの読み上げ、この決意に応える基調報告を久原正子全国水平同盟委員長が行った。「朝鮮侵略戦争を始まる前に止めよう」、「日本でゼネスト闘争の爆発へ、2018年決戦の先頭に立ち職場から反撃を開始しよう」と提起。石川さんの「第二審最終意見陳述」を共同綱領に、「狭山闘争は星野闘争と並ぶ、新自由主義との闘いの最前線、階級的労働運動と国際連帯の力で狭山闘争に勝利しよう」、さらに八尾北西郡闘争を新自由主義の更地化攻撃を打ち破る革命の拠点づくりの最前線として位置づけ、「利権にまみれ、階級分断攻撃の先兵になり下がり敵対する地区協的なあり方を、西郡支部は八尾北労組と団結し絶対に打倒・一掃しよう。労組と支部、とりわけ青年部を一体的に建設し未来を開こう」「一切をかけて、11月国際共同行動の大成功へ、11・6へ大結集をかちとろう」と締めくくった。
続いて全国水平同盟各支部の訴えが行われた。高槻支部・植木団地労働組合は、「11月27日植木団地二周年闘争に総決起し、富寿栄団地までのデモを闘おう」。京都崇仁支部(準)は、「崇仁、東三条の闘いで、京都市の新たな追い出し裁判を止めた。崇仁診療所廃止反対の怒りの声を組織して闘う」。西郡支部は、「西郡住宅への指定管理者の導入阻止へ、八尾市自治体労働者の決起と共にムラぐるみ総決起を勝ちとる」(佃照夫さん)、「地区協との党派闘争を八尾北労組と一緒に闘い、拠点建設、支部建設、青年部建設に責任を取る」(佃文弘支部青年部長)、とりわけ「西郡は、国や八尾市に絶対負けませんよ」という90歳の島瀨とよ子さんの毅然たる決意に感動の拍手が巻き起こった。
特別報告に立った藤木好枝八尾北労組委員長は、「八尾北つぶしとの激しい党派闘争を闘い、10月19日に第16回組合大会の成功を勝ちとった」「命よりも金もうけの新自由主義に対して、ともに生きていく医療、人間の本来持っている力を取り戻す医療を推し進める。この闘いに敵対するものとの党派闘争を闘い、八尾北を軸に地域ソビエトをつくっていく」と決意を語った。続いて動労総連合、奈良自治体労働者、教育労働者、関西合同労組、婦人民主クラブ全国協、大阪・星野文昭さんを取り戻す会、全学連から感動的な闘いの報告がなされた。奈良自治体労働者は「下水道の民間委託を4回止めて事実上粉砕した」「市従内部の激突で、組合指導部の全国連も昔の解放運動と同じように変質しているのが見えてきた」「体制内労働運動と非和解で対決して新しい団結をつくり出せば、攻撃をはね返せる」と現場攻防にかちきってきた自信に満ちた発言を行った。
最後に、森本政二西郡支部書記長がまとめと団結ガンバローを行った。(全国水平同盟西郡支部・錦織進)
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