大阪・鶴橋でデモ 韓国ゼネストに連帯し
韓国・民主労総のゼネストに連帯する行動が6月30日、大阪・鶴橋で闘われました。主催は関西合同労組、外登法・入管法と民族差別を撃つ関西実行委員会、朝鮮戦争に反対する在日朝鮮人の会の3者です。
基調報告を関西労組交流センターの村山晃代表が行い、「韓国ゼネストとひとつの闘いとして、私たちは都議選決戦に決起しています。韓国でパククネを打倒したのは、鉄道労組を中心とした民主労総の力です。労働者階級のゼネスト決起こそ、腐りきった社会をひっくり返す力です。私たちも国鉄闘争を基軸に、戦争・改憲・民営化の攻撃に対しゼネストから革命に突き進もう」と訴えました。
兵庫県警による不当弾圧と闘い奪還された関西合同労組・阪神支部長で在日朝鮮人の会の許用皓(ホヨンホ)さんが、熱烈な拍手を受けて発言に立ちました。「弾圧によって私はたくましくなりました。警察は私が病気と知って不当逮捕し、非人間的な処遇をしてきた。許せない。民族・国籍・国境を越えて労働者階級はひとつ。この立場でこれからも闘いぬきたい」と熱く語りました。
動労西日本近畿支部の橘日出夫副委員長が「安倍への怒りは沸騰している。労働法制改悪で怒りは極限になる。ゼネストで安倍を打倒しよう」と訴え、奈良市従の仲間は「清掃職場で働く非正規の女性が解雇されました。許せません。関西合同労組と一緒に闘ってきました。申し入れ行動に対し当局は警察権力を導入する暴挙に出ました。共謀罪の攻撃は始まっています」と発言しました。
最後に、八尾北医療センター労働組合の藤木好枝委員長が、「革命の拠点として、地域の団結を取り戻しあらゆる怒りを束ねる取り組みを行っています。ゼネストに連帯し国際連帯で戦争を止めよう」と呼びかけました。
集会後、直ちにデモに出発しました。4月16日の外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会、5月23日の反弾圧デモに続く3度目の鶴橋デモです。このデモに共感した労働者から「共謀罪反対」の歌が『前進』に投稿されたことが紹介され、意気高くデモを闘いぬきました。
(関西労組交流センター・KN)
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