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〝憲法は闘いの獲得物〟 京大で高山弁護士が講演

20171130b-1.jpg 11月23日、京都大学吉田キャンパスで開かれた11月祭において、高山俊吉弁護士の講演会「憲法とは何であったか」が開かれました(写真)。この会は「学生の文化をよみがえらせる会」が企画したもので、京大生のみならず11月祭を見に来た一般市民の飛び入りも多く、改憲問題への関心の高さを知ることができました。
 高山弁護士は、そもそも憲法を考える際、「天賦の権利」というような教科書的で観念的なとらえ方ではなく、「その時々の闘いの記念碑的なものが憲法となった」ととらえる視点の大事さを強調しました。日本国憲法にかんしていうなら、45年8月15日の日帝の敗戦と、その直後から燎原(りょうげん)の火のように燃え広がった労働運動への着目です。翌年には復活メーデーが開かれ、GHQが「日本における共産革命の脅威」を見てとったこと、そして47年の2・1ゼネスト(日本における人民政府樹立に向かう闘い)を徹底的に潰そうとしたことと一体で、憲法は制定されました。つまり闘いの獲得物(妥協の産物)として憲法は存在しています。さらに、日本共産党の果たした犯罪的役割や、「自衛戦争ならいい」のうそ、自民党の改憲案批判など約40分の講演が終わりました。

 その後主催者から、「戦後革命期の労働運動」という映像が20分ほど上映され、参加者からの質疑応答に移りました。
 質疑応答では活発な意見・質問が出されました。「今まで学んできた憲法の話とはまったく違うものだった」(初参加の学生)「なぜ教科書はこういう教え方をしないのか?」(市民)といった意見が出された一方で、「もし北朝鮮・中国が攻めてきたらどうするのか」「あんな圧政なのに人びとが革命を起こしていない時点で、もう立ち上がれないのでは」という意見に対しては、講師のみならず、他の参加者をも巻き込んだ白熱した議論となりました。結論的には「日本で超右派の安倍政権が長く続いていて、北朝鮮や中国の人もきっと同じことを議論しているはず。大事なのは彼らに届くような闘いを自分たちがこの地でやっていくこと」とまとまっていきました。
 その後、おでんを囲んでの交流会も予想を超える参加人数で、熱い議論が続きました。  (京大・S)

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