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朝鮮人犠牲者追悼を再び拒否 小池弾劾し両国街宣

20180906f-1.JPG 関東大震災から95年目の9月1日、朝鮮人犠牲者追悼式が墨田区横網町公園で行われた。東京労働組合交流センターは、昨年に続き今年も追悼文を拒否した都知事・小池百合子を弾劾する街宣活動に決起した。
 午前9時、動労千葉国際連帯委員会の山本弘行事務局長をはじめ15人がJR両国駅東口、西口、都営地下鉄の出入り口で「追悼文を再び拒否した小池知事を弾劾する」ビラを配布し、「憲法への『自衛隊』明記と『緊急事態』新設に反対します」という新署名を呼びかけた。
 マイクを握った動労東京の吉野元久委員長は、「関東大震災に乗じて内務省や警視庁がデマを流し、軍と警察、さらに自警団が朝鮮人6千人、中国人700人を虐殺したのは歴史的事実だ。小池は極右・ヘイト集団と共に排外主義を扇動し、安倍の改憲・戦争を進めている。労働者の国際連帯で改憲と戦争を止めよう」と切々と訴えた。

 追悼式の参加者が次々と立ち止まり、「改憲阻止、当然だよ」「小池知事は安倍と同類だね」「今朝の東京新聞(こちら特報部)を見て慰霊式に右翼が押しかけるなんて許せないと思って来ました」などと話になり
 、改憲阻止署名は110筆を超えた。
 小池は昨年に続き、今年も「全ての犠牲者に哀悼の意を示している。個別の形での追悼文の送付は控える」と追悼文を取りやめた。小池は、「虐殺はなかった」「朝鮮人暴動はデマではない」と主張する自民党都議・古賀俊昭と意を通じ、差別と襲撃を扇動し、朝鮮人・中国人虐殺の歴史を抹殺しようとしている張本人だ。
 築地市場の豊洲移転、東京オリンピックをはじめ首都・東京に渦巻くを怒りを束ね、改憲・戦争阻止の大運動をつくり出そう。
写真両国駅前での小池知事弾劾の街宣は共感を呼び、110筆を超える改憲阻止署名が集まった(9月1日 東京・墨田区)

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