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香港区議選で民主派大勝 理工大占拠の学生に激励行動

区議会議員選挙に勝利し、理工大学周辺に集まって占拠中の学生に声援を送る労働者・学生。「光復香港 時代革命」の大きな旗を打ち振り、上の階に向かって手を振っている(11月25日 香港) 

11月24日、香港で区議会議員選挙が行われ、民主派が大勝した。民主派は、それまでの120議席の3倍以上の385議席を獲得し、一方で親中派は292議席から59議席に転落した。これにより、議席総数452議席の85%を民主派が獲得したことになる。空前の大勝利だ。
この地平は、5カ月にわたる「逃亡犯条例」改悪に反対する闘いの切り開いた地平であり、普通選挙導入などの「五大要求」を貫く香港の労働者・学生の不屈の決意の表れである。
香港政府と警察は、民主派議員を事前に逮捕したり、選挙の延期を策動したりするなど数々の妨害行為を公然と働いた。しかし、理工大学に立てこもった学生を先頭にした労働者・学生の闘いが政府と警察の不当な妨害を粉砕し、この大勝利を切り開いた。
選挙で勝利した議員の中には、デモの先頭で闘っている学生たちもいる。
25日には、当選した議員70人が尖東(チムトン)百周年記念公園で理工大の学生支援の集会を開催。そのうちの5人の代表が理工大に向かい、構内に入って、今も立てこもる学生に会って激励しようとした。
議員たちは不当にも警察に阻止されたが、それに対して抗議する中で、数百人の労働者・学生が理工大周辺に集まってきた。
夜になると、集まった人々はスマートフォンのライトを理工大に向けて一斉に掲げて中に立てこもる学生に示し、「頑張れ!」「あなたたちとともに闘う!」と声援を送った。学内から人影が現れ、ライトを照らして集まった群衆に応えたという。
区議会議員選挙の勝利は、理工大をはじめとする学生の闘い、5カ月にわたるデモの正義性と勝利性を示し、その団結をさらに強化したのだ。
追いつめられた中国スターリン主義は、「六四」、すなわち1989年6月4日の天安門事件の際に行った大虐殺の再来をも辞さない構えだ。大弾圧、武力鎮圧を絶対に許さず、香港の労働者・学生と連帯して闘い、勝利しよう!

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