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戦時下の国家改造と対決し関西国鉄集会

2月10日、大阪市港区民センターホールで関西国鉄集会が100人の結集で開かれました。
主催者あいさつを全国金属機械労働組合港合同の中村吉政委員長が行い、JR京都線が雪で列車が止まり、乗客が11時間も車内に閉じ込められた大事故について、「外注化で現場のことを知っている人間がJRには誰もいない」と弾劾しました。
特別報告で動労千葉の山田護特別執行委員が、1047名解雇撤回を求める裁判で、結審策動を打ち破って原告側証人を採用させたこと、しかし裁判所は井手正敬・JR西日本元会長と深澤祐二・JR東日本社長の証人採用を保留したと発言し、採用差別をした最後の生き証人である2人を必ず法廷に引き出すと決意を表明しました。
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の武谷新吾書記次長は、同支部への弾圧との闘いは正念場にあり、懲役8年が求刑されている湯川裕司委員長への実刑を打ち砕くため、3月2日の大津地裁での判決公判への決起を訴えました。
特別報告の最後に、1月9日の組合大会で新委員長になった国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)の原田隆司さんが発言に立ちました。原田委員長は「動労西日本は戦争反対を闘うと大会で決めました。軍用列車の運行を最優先し、なりふり構わずローカル線を廃止する国家改造攻撃と対決して、芸備線廃止反対の第2波闘争を3月4日に三次現地で行います。共に闘おう」と訴えました。

3労組共闘を軸に連合を打倒し、ストライキを闘う階級的労働運動の復権へ、決意を固めた関西国鉄集会

基調報告を動労西日本の山田和広書記長が行い、①アメリカのCSIS(戦略国際問題研究所)の「台湾有事シミュレーション」が発表され、日本全土が戦場になり 米軍と自衛隊に数千人の死者が出るという衝撃の戦争シナリオが明らかになって、「米日両政府に殺されてたまるか」という労働者の憤激が高まっている。②韓国・民主労総と関西生コン支部への弾圧は戦争動員のための組合壊滅攻撃であり、絶対に許さない、③1047名解雇撤回闘争と動労千葉・関生・港合同の3労組共闘を、自民党の軍門に下った連合本部を打倒する結集軸として今こそ大発展させる、④JRの3・18ダイヤ改定と大合理化に、ストライキを含む職場実力闘争で反撃する、⑤3・4三次闘争と4・25尼崎闘争を闘い、5・19広島サミット粉砕の決戦に立とうと訴えました。
4月の高槻市議選に向けて闘う高槻医療福祉労組の村山ゆうこ委員長を始め、次々と決意表明が行われ、港合同の木下浩平執行委員が集会のまとめを行い、全参加者が決意を固めました。

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