沖縄で全基地撤去掲げデモ
米兵の女性暴行許すな
1月18日、改憲・戦争阻止!大行進沖縄は、「米兵による少女暴行を許さない! 中国侵略戦争反対! 石破・トランプを打倒しよう! 1・18反戦集会&デモ」を闘いました。この行動は、「動と反動」が激突する世界情勢と一体で、冒頭から内乱的な闘いとなりました。
この日は県外から来た右翼が、大行進沖縄の行動を潰すために、会場である県民広場を不当に占拠しました。私たちが県民広場の事前の利用申請をしているにもかかわらずです。
しかし、この妨害に一切屈せず、大行進沖縄は県庁前の交差点で、断固行動を闘い抜きました。初参加者も一切ひるむことはありませんでした。逆に、米兵による女性暴行事件について触れもしない右翼に対し、参加者の怒りはますます燃え上がり、力強く集会が打ち抜かれました。
集会では、女性の青年労働者が基調報告を行いました。まず、「(米兵による暴行事件の)被害女性に『生き地獄』を強制する、こんな現実を絶対許しちゃいけません。いつ誰が被害に遭うかわからず、日米政府が隠蔽(いんぺい)するかもしれない。 私たち一人ひとりが『生き地獄』にいることを、もう一度見据えなければいけません。 今こそ、この『生き地獄』をなくすために、目の前の『生き地獄』を変えるために怒りの声を上げようじゃないですか」と呼びかけました。そして、人間の命も尊厳も何らかえりみない帝国主義の侵略戦争のための基地と軍隊、その駐留を保障する日米安保・地位協定がある限り、米軍犯罪は少しも減らないばかりか、米日政府の中国侵略戦争への本格的突入下でますます激増していることを弾劾。さらに、「米兵による女性暴行・日米政府による隠蔽を許さないために、石破・トランプを打倒しましょう。事件を二度と繰り返さないために、本日、中国侵略戦争阻止・全基地撤去で声を上げ、『米軍と地域の関係は良好』と語る米軍高官に、私たちは怒っているぞという、怒りのデモをたたきつけましょう!」「労働者階級、また農民など勤労人民の半数は女性であり、この膨大な女性大衆が反戦の主役となって立つのか、それとも戦争に協力するのか、それは戦争を許すか否かの重大な問題としてあります。韓国の闘いが示しているように、民衆が歴史をつくる時代には、いつも女性が先頭に立っています。今こそ女性が反戦闘争の先頭に立ちましょう!」と訴えました。
右翼の妨害を吹き飛ばす、圧倒的な基調提起と集会を打ち抜き、国際通りデモに出発しました。デモでは前回の年末の行動と同様に若者の飛び入りもあり、一緒にコールもしてくれました。原則的で大衆的な反戦デモに展望をもって、若者が次々に飛び入りしてくれています!
何より、米兵による新たな性暴力事件が明らかになり、体制内勢力が「全基地撤去」すら言えない中で、私たちが全基地撤去・日米安保粉砕を訴えて高校生や若者の前に登場したのが決定的です!
(改憲・戦争阻止!大行進沖縄 赤嶺知晃)
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