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星野国賠控訴審 虐殺居直る国に怒り

「星野文昭さんの虐殺を許さない」「高市打倒」を掲げ霞が関デモを貫徹し、控訴審に臨んだ(12月24日 東京・千代田区)

軍医の意見書を徹底弾劾

 星野国賠控訴審の第2回裁判(東京高裁第23民事部・古屋恭一郎裁判長)が12月24日、行われた。全国から60人の仲間が集まり、霞が関デモ、高裁前街宣、裁判傍聴、報告集会と一日行動を闘い抜いた。「中国侵略戦争に突き進む高市を倒せ」「星野文昭さん虐殺を絶対に許さない」「反戦闘争弾圧許さず無実の大坂正明さんをとり戻そう」との訴えが霞が関を席巻した。裁判所前を通る多くの人が訴えに耳を傾け、ビラを受け取り、署名を申し出る人も現れた。高市政権の突出した戦争政治に危機感を抱く労働者民衆の根底的な流動が始まっていると実感する闘いになった。
 裁判は高市政権の大反動との激突になった。救援会の仲間は41の傍聴席を完全に埋め、徳島刑務所問題に触れもせずに結審を予告していた裁判長と対峙した。法廷に緊張が走る中、なんと裁判長は、12月17日に国側医師の意見書が提出されたことを受け、「新たに提出された意見書を踏まえて判断しなければならない」と突如として方針転換を表明した。弁護側、国側双方に、国の意見書で主張される内容に基づく質問を行い、次回期日を指定した。
 国が新たに提出した医師の意見書は「東日本成人矯正医療センターは、弁護側医師が勤務するような高度な病院とは異なる一般病院なのだから、緊急の再開腹手術など望むべくもなく、死は仕方がなかった」と主張した。怒りなくして読むことはできない。星野同志虐殺を居直り、争点を「術後出血」のみに絞り込むことで、徳島刑務所問題の追及をそらそうとするものだ。高裁はこれに乗っかり、「緊急手術を行う体制の整った大病院ではなく、普通の病院では再開腹手術の準備にどれだけの時間がかかるかを示せ」と弁護側に求釈明を行ったのだ。
 弁護団は即刻「質問には答えるが、そもそもここまでがんが悪化したのは徳島刑務所の責任だ。医療も検査も全く行わなかったことは許されない。転医義務を果たさず医療センターでの手術を強行したのは国だ。ここが大前提だ」と怒りをあらわに意見を述べた。
 2018年8月から体調不良を訴える星野同志に検査も治療もせず、がんが手に負えなくなるまで放置したのは徳島刑務所だ。万全な体制もとらずに手術を行い、術後出血への準備すらしないなど医療ではない。「星野など死んでもいい」と思い、そのような対応を行い、虐殺したのだ。
 意見書を書いた医師は防衛医大卒業の軍医で、現在は福岡刑務所の医務部長を務める人物だ。「戦場で高度な医療が行えないのは当然」という論理に貫かれた意見書だ。これが中国侵略戦争に突進する高市政権の正体だ。打倒しかない。
 次回期日は2月13日。星野・大坂全国救援会は1月29日午後2時、東京高裁を徹底弾劾する緊急申し入れ行動を闘う。裁判所を高市政権もろとも徹底追及する裁判闘争で大反動を打ち破ろう。

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