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福島の女たちを先頭に、1000人が「原発なくせ!」と都心デモ

s20111102a-2.jpg 「原発いらない福島の女たち」が呼びかけた3日間の経産省前座り込み行動の最終日の10月29日、正午からデモが行われた。福島の女たちを先頭に、全国の女たちが大挙駆けつけ、デモ参加者は1000人にふくれあがった。
 日比谷公園内幸門を出発したデモ隊列は、東京電力本店前で「原発をすべてとめて」「福島の故郷を返せ」「福島の女は怒ってるぞ」「女は世界を変えるぞ」とシュプレヒコールを繰り返した(写真)。
 デモは銀座・数寄屋橋から東京駅前を通り、常盤公園まで。「福島からやってきました!」という宣伝カーの訴えを聞いて沿道の多くの人が立ち止まり、チラシを受け取って読みいった。
 

s20111102a-1.jpg デモを終えて再び経産省前に戻り、経産省包囲行動を行った。3日間、座り込みをしながら女たちが指編みで編んだ毛糸のロープを1本につなげ、ロープにつながって人の輪をつくった。経産省の本館・別館がある区画の周りの約900メートルの歩道に長く長く続く人の輪ができた。「つながりました! 経産省を完全に包囲しました!」というマイクの声に歓声が上がり、人のウェーブが続いた。
 その後、日比谷公園かもめの広場に会場を移して、クロージング集会を行った。福島と各地の女性たちの発言が続き、最後はこの行動を呼びかけた福島の女たちが前に並び、ハイロアクションの武藤類子さんの音頭で「女は原発いらないぞ! 女は社会を変えるぞ!」と声を合わせた。
 今回の3日の座り込みを引き継いで、翌30日から11月5日まで座り込みを行う全国の女たちの行動の呼びかけ人が紹介され、経産省を取り囲んだ指編みロープを渡して、引き続きの行動を呼びかけた。
s20111102a-3.jpg 最後に童謡「ふるさと」を合唱。「志を果たして いつの日にか帰らん 山は青きフクシマ 水は清きフクシマ」と歌いながら、多くの女性たちが福島の現実への深い思いで目をうるませた。
 「すべての原発を停止させ廃炉にするまで、私たちは行動し続ける!」という、女たちの熱い熱い闘いが始まった。11月5日までの座り込み行動をともに闘い、11・6全国労働者総決起集会に駆けつけよう!(S) 

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