「フクシマとつながろう!」2・12札幌集会が大盛況
「フクシマとつながろう! 子どもたちの未来と命を守ろう! すべての原発を今すぐ止めよう! 2・12札幌集会」は、30名もの参加者で大盛況でした。自治体労働者、国鉄労働者、教育労働者、タクシー労働者、福祉労働者、障がい者、市民運動活動家など、いろんな人が参加してくれました。会場は完全に満席で、もう少し大きなところにしたら……と後悔することしきり。
特別アピールとして、福島の自治体労働者、富川和朋さんから「いま、福島のたたかい」と題して報告をしてもらいました。
富川さんは、3・11大震災と原発事故発生からすぐの3・20に批判を覚悟で街頭宣伝をしたところ、被災地の人びとと東電に対する怒りをともにすることができ、原発反対の署名がたくさん集り感動したこと、大変な状況を乗り越え毎週街宣を決行し「6・19福島怒りの大行動」が実現できたこと、その継続した闘いの中で「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」との連帯が生まれ、「NAZENフクシマ」を結成したこと、経産省前「女たちの座り込み」へと闘いの輪が広がっていったことなどを、生々しく報告してくれました。
今後の課題としては、被災者の身になって安心して診てくれる診療所建設のために闘いをもっと広げること、そして「原発いらない!3・11福島県民集会」にたくさん参加してほしいということが呼びかけられました。
質疑応答では、3・11集会までのいきさつとして、始めはなぜ一緒に運動することができなかったのかという質問に、新旧の反原発運動の関係を中心にしてわかり易く説明してもらいました。討論では、福島の事故を教訓に泊原発の廃絶へ立ち上がろうという意見に会場全体が共感しました。最後に各賛同団体からあいさつを受け、大いに盛り上がって閉会しました。(NAZENさっぽろ M・F)
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