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今年初の官邸・国会前行動、「安倍やめろ!」のコールとどろく

s20130113a-1.jpg 「原発は必要ない。みんなで頑張りましょう! エイエイ、オー!」。愛知県から参加した若い女性が勢いよく拳を突き上げた。2013年最初の首相官邸・国会前行動が1月11日夕方6時から行われ、「安倍はやめろ!」「再稼働やめろ!」の大コールが冷気を震わせ、首相官邸や国会議事堂にたたきつけられた。坂野陽平書記長を先頭に全学連の学生も若々しい声で叫んだ。文科省前―財務省上では、ふくしま集団疎開裁判の会の抗議・宣伝行動も行われた。
 超反動の極右・安倍政権に労働者人民の怒りは日に日に激しさを加えている。官邸・国会前行動も青年の姿が増し、午後7時を過ぎても駆けつける人が絶えなかった。年頭の官邸・国会前から「再稼働阻止! 安倍打倒!」の歴史を揺るがす闘いが始まった。 

s20130113a-2.jpg 首相官邸前では埼玉県から来た男性が「昨年5月から2カ月間、すべての原発が停止した。今年こそ、期限付きでなく本当の原発ゼロまで頑張る。安部総理、再稼働は絶対に認めない!」と声を張り上げた。
 原発では何十万人もの労働者が被曝労働を強制され、多くの労働者が被曝が原因で殺されている。11日の官邸前では、その一人で、浜岡原発で働き1991年に慢性骨髄性白血病で29歳で亡くなった嶋橋伸之さんのお母さんが発言した(遺族は中部電力の妨害に負けず、裁判で争った末、労災を認めさせた)。お母さんは「福島は収束していない。また事故が起こったらどうするんだ。命が大切、経済なんかその後でいい。まず子どもやみんなの命を守りましょう。それが第一番だ。安部首相は自分の子どもに原発労働者がいないから平気で再稼動なんて言うんだ。この前、何で福島へ行ったんだ。それで再稼動なんてよく言えたもんだ! みんなで再稼動を止めましょう!」と声を振り絞って訴えた。
 国会前でも発言が続いた。若い男性は「地方の友人をここに連れて来たらびっくりしていた」と報告し、「それまでは当たり前だと思っていたが、友人と話して官邸前や国会前にこんなにたくさんの人が集まり、毎週抗議行動をやっているのはすごいことだと分かった。自民党や政府にも、ものすごい脅威を与えている。頑張りましょう」と自信のこもったアピールだ。
s20130113a-3.jpg 経済産業省は1月11日、原発推進の概算要求を提出した。「海外の原発建設に関する人材育成費」14億円、「新型原子炉の研究開発費」32億円だ。福島原発事故を開き直り、原発を海外に輸出し新規建設もどんどんやっていくという宣言だ。こんなことが許せるか! 労働者人民の怒りを甘く見るな! 官邸・国会前に集まろう! 昨年をはるかに超える巨万人民の結集を絶対に実現し、安倍をたたきのめし、打ち倒そう! (H) 

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