すべての職場に労働組合を!10・11みやぎ労働者集会 被災地・仙台で戦闘的に
国鉄10万筆署名を職場で取り組み、国鉄闘争の重要性をあらためてとらえかえしたという仙台市職労の青年が開会を宣言。続いて、集会の基調を同じく仙台市職労の若きリーダーが提起しました。「資本主義の最末期としての新自由主義は社会をめちゃくちゃに破壊している。労働者の団結で資本主義をぶち壊して新しい社会を建設しよう!」「闘う労働者は『前進』を定期購読しよう」という、わかりやすく時代を鋭くとらえた提起に全参加者は、うなずきながら大きな拍手で応えました。
国鉄1047名解雇撤回、さらに10・1外注化攻防との激戦激闘と奮闘している動労千葉の田中委員長から特別報告を受けました。田中委員長は「9・25判決は、国鉄当局が動労千葉組合員を採用候補者名簿から外したことを不当労働行為と認定しながら、解雇撤回・JR復帰を否定する反動判決である」と激しく弾劾。「しかし同時に国鉄改革法を必死に護持しようとするがゆえに矛盾に満ち、国鉄分割・民営化-国鉄改革法の破綻をさらけだしてもいる」と喝破しました。続けて「JR北海道の現実―安全の全面崩壊は、国鉄分割・民営化とそれに続く規制緩和と外注化が必然的に生み出したもの」であり、だからこそ国鉄闘争に勝利することが決定的であることを訴えました。
仙台市職労、全金本山労組、みやぎ連帯ユニオン、JP労組、公共民間労組、東北大学学生自治会の仲間などが決意表明に立ち、全参加者は国鉄1047名解雇撤回と階級的労働運動の勝利の展望を確信しました。
10万筆署名、動労千葉物資販売と『前進』を武器に、職場から青年を先頭に11・3労働者集会の1万人大結集を実現しましょう。(みやぎ連帯ユニオン・YO)
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