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4・16一日行動 「次は国鉄解雇撤回だ」最高裁に1万4千余の署名

20140418b-3.JPG 4月16日、動労総連合の強制出向無効確認訴訟と東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の解雇撤回裁判の判決、最高裁への第2回目の解雇撤回・JR復帰署名の提出行動が一日行動として打ち抜かれた。
 鈴コン分会が解雇撤回の勝利判決をかちとったことは、労働者に勝利の展望を鮮烈に指し示した。最高裁には、新たに1万4千筆余の署名が提出された。勝利感とともに国鉄闘争全国運動の6・8集会までに10万筆を集めきろうという熱意がみなぎり、この日の闘いは国鉄決戦の新たな跳躍点になった。

20140418b-4.JPG 午後1時10分、鈴コン分会解雇撤回裁判の判決が言い渡された。傍聴者の1人が法廷から飛び出し、「勝利判決! 解雇撤回! 賃金支払いの仮執行命令!」と伝えると、廊下にあふれた支援者は興奮に包まれた。鈴コン分会の組合員はガッツポーズで勝利を示し、支援共闘・連帯会議代表の花輪不二男さんは満面の笑みを浮かべて支援者と次々に握手を交わした。
 結集した人びとは直ち裁判所の外で勝利集会を開いた。弁護団が「完全勝利」を宣言し、花輪さんは「労働者の団結が最後の勝利をつかむ。私たちは絶対に負けない。非正規職の先頭で闘い続ける」と決意を語った。組合員が発言し、吉本伸幸書記長は「職場に戻る。これからが闘いの第2ステージだ」と宣言した。
 勝利の興奮も冷めやらぬ行動参加者は、そのまま最高裁への署名提出行動に向かった。最高裁前で横断幕を広げ、マイクアピールを繰り広げた。動労千葉の田中康宏委員長は「今日の闘いは、鈴コン分会の勝利をステップに、さらに前に進んでいく出発点になった」と述べ、「6・8集会までに10万筆署名を達成しよう。それができれば社会の現状は変えられる」と強調した。
 動労千葉争議団の高石正博さん、中村仁さん、田中委員長、動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長、動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士が最高裁に入り、1万4039筆の署名を提出した。1月22日の第1次提出分と合わせ署名は3万4155筆に達した。
20140418b-1.JPG 午前中には動労総連合の強制出向無効確認訴訟が闘われた。裁判に先立ち、東京地裁前でビラ配布や署名活動を展開し、外注化粉砕のシュプレヒコールをたたきつけた。
 民事第11部で開かれた裁判は、冒頭から緊迫した展開になった。団藤丈士裁判長に代わり、佐々木宗啓裁判長が出てきたのだ。動労千葉鉄建公団訴訟で一審判決を出した白石哲裁判長が昨年春に突然、更迭され、その後任の団藤裁判長もつなぎでしかなく、1年足らずで転任した。裁判所の動揺を示して余りある。
 原告側の代理人弁護士はまず、JRと千葉鉄道サービス(CTS)など外注先との委託契約書を開示しろとJRに迫った。JRはCTSで動労千葉がストに立つと、20140418b-2.JPGその対象業務はその日はCTSに発注しなかったとして、JR側で業務を行いスト破りをしている。だがJRは、「業務を一括して委託する」と提案していたのだ。「日々、個別の業務ごとに委託した」という言い分は通用しない。業務委託が一括してなされたのか否かは、委託契約書を開示すれば明白になる。
 また、川崎駅事故の原因が外注化にあることを徹底的に突き出した。JRは「外注化によって原告が受けた不利益などない」とうそぶくが、安全の解体こそ労働者に強いられた最大の不利益だ。前回1月22日の裁判で、JR北海道の安全崩壊を追及した原告側にJRは「他社のことは関係ない」と開き直った。だが、その1カ月後に川崎駅事故は起きたのだ。
 鋭い追及にJRの代理人はまともに反論できず、「原告には出向による不利益はない」「契約書の内容は労働者には関係ない」と居直った。事故をなんら反省しない恥知らずな態度に、法廷は強い怒りに包まれた。
 裁判後の総括集会で、動労千葉の長田敏之書記長は「CTSのプロパー社員が現場に配置され、仕業検査に就いている。交番検査や機動班で10年以上の経験を積まなければできない仕業検査を、入社後1年で行わせること自体、安全破壊だ。もし事故が起きたら責任を取らされるのは彼らだ。なんとしても組織を拡大し、外注化を粉砕しよう」と訴えた。(M)
 
 写真は、上から
・最高裁に向けて署名を提出
・署名提出後、全体で団結ガンバロウー
・強制出向無効確認訴訟の総括集会で、訴える出向当該組合員
・強制出向無効確認訴訟の総括集会で、まとめを提起する田中委員長

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