韓国 ソウルに3万人、二大労総が共同してゼネストに立つと宣言!
7月4日、民主労総と韓国労総の製造業、公共、金融部門の労働者計3万人が、ソウル市内2ヶ所で共同主催の労働者大会を開き、パククネの攻撃をゼネストで粉砕する共同宣言を発した。
二大労総の製造部門はソウル駅前広場に集結。民主労総の金属労組・化学繊維連盟と韓国労総の金属労連・化学労連の各委員長4人が登壇して共同宣言文を読み上げた。この日、二大労総製造部門の全職場で残業と特別勤務を拒否したことを明らかにし、「これを第一段階として、7月22日には第二段階の共同ゼネストに立つ」と宣言した。二大労総が共同のストライキに立つのは96年のゼネスト以来20年ぶりだ。
大会の冒頭に現代重工業労組のチョンビョンモ委員長が共同闘争本部を代表して挨拶を行い、「十数年ぶりに民主労組の旗を掲げた。これまで闘えなかった限界を突破するため、9つの造船労組が連帯組織をつくり闘争に入った」と自己紹介し、「労働者を殺すパククネの攻撃を阻止するために先頭に立つ」と決意表明した。
公共部門と金融部門の労働者はソウル大学路(テハンノ)で共同大会を開いた。公共運輸労組のチョサンス委員長が代表挨拶を行い、「ただ働きを強制する賃金ピーク制と労働組合の交渉権を剥奪(はくだつ)する就業規則の一方的変更を必ず阻止する」と宣言。民主労総のハンサンギュン委員長が映像を通して「今日は歴史的な日だ。パククネは私たちの分裂を狙うが、非常な覚悟でつくっていく二大労総のゼネスト、総力闘争こそ政権打倒の突破口を開く決定打だ。すべてをかけて闘おう」と訴えた。
この記事へのコメントはありません。