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非正規・貧困、戦争と闘おう! 福岡で国際婦人デー行動

20160310a-1.JPG 新たな女性たちと3月5日、福岡市で「ひっくり返そう世の中を!」を掲げた3・8国際婦人デー集会を開催した。今年は戦争と貧困、非正規化、労働法大改悪に怒る女性たちと結びつこうと、婦民全国協議会福岡支部が呼びかけた実行委員会の主催で行われた。
 みんな怒っている!
手ごたえは十分だ。それが昨年を倍する女性23人を先頭に38人の結集となって現れた。

 にぎやかな雰囲気の中で集会が始まった。実行委員会を代表して婦民福岡支部長が開会の言葉を述べ、「『保育園落ちた日本死ね!』の投稿は本当に私たちの気持ちです。私も昨年引っ越しに伴う保育園探しで大変苦労しました。女性が動くとき、歴史は動く。頑張ろう」と訴えた。多くの連帯のメッセージの中で、大刀洗(たちあらい)空襲を語りつぐ会、NAZENナガサキの城臺美弥子さん、結成されたばかりの動労総連合・九州のメッセージが読み上げられた。
 基調提起に立った仲間は、「社会を覆う非正規化と貧困。その行き着く先が戦争だ。京大の学生弾圧は朝鮮戦争の切迫と直結している」と述べ、「16春闘・国鉄決戦を闘おう」「安倍の朝鮮侵略戦争に反対して断固闘おう」の2点を力強く提起した。また昨年末の軍隊慰安婦問題の日韓「合意」を弾劾し、「今日の集会は、3・1独立運動記念日を日韓合意弾劾無効宣言行動として闘った韓国の民衆と連帯するものだ」と訴えた。
 メインの辻川あつ子さん(いわき合同ユニオン)の講演は、動労水戸の被曝労働拒否の闘いが、いわき合同ユニオンを誕生させ、非正規の青年の解雇撤回闘争、病院の看護師、バス会社の非正規職女性労働者の闘いへと次々に広がっていること、原発労働者と合流し始めたことを熱く語ってくれた。新たに常磐線全面開通をめぐる激しい攻防に突入し、家族会もともに闘っていることが報告され、3・11反原発福島行動への結集を呼びかけた。
 これを受けてレイバーユニオン福岡の「資(すけ)さんうどん分会」の女性労働者たちが、「泣き寝入りはしない。パワハラを許さず、元気に明るく働ける職場にするために闘う」と決意を語り、さらに百万人署名運動・久留米やNAZEN福岡から職場闘争、戦争反対、原発再稼働阻止が訴えられた。
 集会後、華やかな横断幕を広げ、若い支部長を先頭に、天神の繁華街のデモに打って出た。「女の力をなめんなよ!」「貧困と非正規化、戦争は許さん」という怒りのコールを福岡市の中心街にとどろかせた。この力で16春闘・国鉄決戦勝利、戦争阻止へ闘おう。     (中原真理)

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