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「都庁ふくしま解雇を許さない会」結成 小池知事は非正規使い捨てやめろ ゼネスト実現で反撃を決意

20170608a-1.JPG 6月6日、「都庁ふくしま署名解雇を許さない会」が発足した。会場を埋める参加者130人の熱気と感動の中で、安倍政権と小池都知事による戦争と民営化の攻撃と一体のものとしてかけられた解雇に対し、「許さない会」の結成が宣言された。翌日の都議会最終日には、最初の行動として議事堂レストラン前座り込みが取り組まれ、大反響を呼んだ。
不当解雇明らか
 結成集会の冒頭、「4・1常磐線浪江延伸反対闘争」の映像が上映された。映像には小池都知事による原発避難者の住宅追い出しを許さない3月31日の都庁包囲デモも入っている。被曝と帰還の強制に反対する連日の闘いに柿沼庸子さんも参加し、職場で「被曝と帰還の強制反対署名」を集め、労働組合をつくろうとした。これを口実に解雇されたのだ。6分間の映像に、解雇の犯罪性と闘いの正義性は完全に明らかだ。

 発起人あいさつに続き経過報告を事務局長に就任したNAZEN東京代表で江戸川区職の佐藤賢一さんが行った。佐藤さんは、柿沼さんがシングルマザーの非正規職労働者として、3・11福島原発事故以降、子どもの健康を心配して原発に反対し、必死に生き行動してきた「歴史」を紹介した。そして、「柿沼さんの闘いを全国の労働者の前に登場させることには計り知れない意義がある」と強調し、「これは戦争反対の闘いであり、労働運動を変えるまったく新しい闘いだ。都議選で北島くにひこさんに日本のハンサンギュン(韓国・民主労総委員長)になってもらい、新しい労働者の政党をつくろう」と呼びかけた。
当該が熱く訴え
 万雷の拍手の中、柿沼さんが発言した。柿沼さんは第2回団交を、動労水戸のTシャツと動労千葉の田中康宏委員長から贈られた国鉄時代のナッパ服(作業服)、「怒 福島」の法被(はっぴ)を着て行ったことを勝利感をもって報告した。そして、「この闘いは非正規職の問題であり安倍や小池による被曝の隠蔽(いんぺい)、戦争との闘いです。若い人たちはみな同じ環境に置かれているから話しやすいので、水路を広げ、地元でゼネスト情勢をつくり出してほしい」と訴えた。
 動労東京の吉野元久委員長が国鉄1047名解雇撤回闘争当該の成田昭雄さんのメールを読み上げ、「君が代」不起立被処分元教員の根津公子さん、動労福島の橋本光一委員長とNAZENフクシマの椎名千恵子さん、ふくしま共同診療所の布施幸彦院長、鈴コン闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人代表の花輪不二男さん、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会分会長、東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長が発言した。
都議選の勝利へ
 解雇撤回署名と労働委員会闘争など「当面の方針」が青年労働者から提起され確認された。子を持つ女性労働者をはじめ東交、全学連や多くの呼びかけ人、労働者が発言した。動労千葉の田中委員長はこの闘争を国鉄闘争と一体で闘うことを訴えた。まとめと団結ガンバローを北島くにひこさんが行った。
 労働者の怒りを結集し動労東京、東交・都労連の闘いとともに都庁レストラン闘争を闘おう。共謀罪弾圧を粉砕し、安倍・小池打倒の都議選に勝利しよう。

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