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解雇・地方切り捨て・改憲と立ち向かう新たな闘いへ 九州で国鉄集会

 20180222j-1.JPG2月17日、えーるピア久留米で「国鉄1047名解雇撤回!450万雇い止め許すな!朝鮮戦争・改憲阻止!安倍働き方改革粉砕!2・17国鉄集会」が開催されました。主催は動労総連合・九州と国鉄闘争全国運動・九州、合同労組レーバユニオン福岡の3者です。
 今集会は、米トランプ政権が2月2日の「核戦略の見直し」(NPR)で核兵器の先制使用、無制限使用を宣言し、安倍政権がこれを「高く評価」して、改憲攻撃を本格化させる情勢の中でもたれました。集会は、今こそ労働運動が戦争絶対反対の渾身の決起を開始することを宣言するものとしてかちとられ、3・25改憲戦争阻止大行進への総結集が、全参加者の方針として確認されました。

 集会には、2月5日に佐賀県神埼市で発生した陸自ヘリ墜落を弾劾する街頭宣伝でビラを受け取った人も参加しました。朝鮮戦争切迫情勢下で、労働者人民の怒りはかつてなく高まっています。
 集会の今一つの柱は、国鉄1047名解雇撤回闘争の新たな挑戦を宣言したことです。基調報告を行った動労総連合・九州の羽廣憲委員長は、国鉄分割・民営化の是非を社会に問い、JR体制を打倒する決定的な闘いとして、1047名解雇撤回と地方切り捨て反対の署名運動を新たに開始すると宣言しました。
 JR九州は昨年末、3月17日のダイヤ改定で史上最大の減便を実施すると発表し、九州のすべての自治体から抗議の声が上がりました。JR九州は、一度はダイ改の見直しを表明したものの、2月16日には予定通り減便すると正式に発表し、地方切り捨てを全面化させると宣言しました。これこそ国鉄分割・民営化の必然的帰結にほかなりません。今こそ、分割・民営化絶対反対の闘いが全人民のものになる時です。
 羽廣委員長の呼びかけに応え、福岡、北九州の合同労組や交流センターの仲間たちは、自らの現場で闘うとともに、新署名を拡大し、それらを集約する各地区の国鉄集会・労働者集会を成功させ、動労総連合・九州の組織拡大をともにかちとることを、共通の決意としました。

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