１１ ・ １９ 新宿デモ 日米演習弾劾、戦争やめろ

洞口朋子杉並区議を先頭に「軍事費２倍化許すな」「中国侵略戦争阻止」と訴え新宿駅を１周するデモを行い、多数の飛び入り参加があった（11月19日）

新宿アルタ前でアピール行動。大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士が訴え

大軍拡と生活破壊に怒り

「ウクライナ戦争ただちにやめろ！　中国侵略戦争準備の大軍拡許すな！　改憲・戦争の岸田倒せ！」を掲げた新宿反戦デモが11月19日、改憲・戦争阻止！大行進の主催で行われ、１４０人が結集した。行動には、国葬反対闘争に決起し11・６労働者集会に初めて参加した人たちも数多く集まり、生活を破壊し中国侵略戦争に突進する岸田政権に怒りをたたきつけた。
雑踏の新宿アルタ前でのアピール行動は、南西諸島を拠点にし、安保３文書改定を先取りする形で強行されている日米共同統合演習「キーンソード23」を徹底弾劾した。全学連は、労働者・学生の戦争動員を拒否する闘いを呼びかけた。大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は「日本が中国大陸を侵略したあの戦争を再び繰り返す暴挙に一歩踏み出した」と警鐘を鳴らし、「これは世界戦争になる。それは核戦争になるということ。私たちは絶対にＮＯの声を上げよう」と力を込めて訴えた。

新宿反戦アピール・デモに先立ち、三里塚農地強制執行阻止を訴え街頭宣伝

新宿１周デモは大注目

さらに、成田軍事空港化のための農地強制収用を絶対に阻止する固い決意が、全学連三里塚現地行動隊から表明された。横浜駅頭で三里塚街宣を行いただちに駆けつけた大行進神奈川の船木明貴さんも、三里塚闘争が世代を超えて広がる手応えを報告した。
婦人民主クラブ全国協議会の仲間は、「賃金もあがらない、物価高、社会保障も切り捨て。とくに女性は非正規にたたき込まれている。そして今度は戦争へ駆り出す。もう黙っていられない！　今こそ女性の底力を発揮して戦争に反対し、労働者階級が生きられる社会をつくっていこう」とアピール。

職場で反戦を訴え闘う青年や医療福祉労働者らも「戦争を始めるのは資本家、止めるのは労働者だ」「『医療費削って軍事費２倍化』が岸田政権の正体。労働組合が団結して戦争を止めよう」と呼びかけた。
新宿駅を１周するデモは大注目を集め、「ウクライナ戦争ただちにやめろ！　中国侵略戦争阻止しよう！」「軍事費増やすな！　賃金あげろ！」などのコールに、沿道の人々が手を振って応えた。
安保３文書改定粉砕へさらに闘おう。